スマホで時間を確認することが当たり前になった現代のウォールクロックのありかたとは? 壁に掛ける時計に求めるものは時間を知る機能だけではなく、 お部屋の壁を飾るウォール デコではないだろうか?そんな考えから装飾的な要素を強く取り入れて、「アートとして壁 を彩る時計」 をコンセプトにカービングシリーズは生まれました。 彫刻をイメージした立体的な数字が特徴です。 アートな影を映すマットホワイトの文字盤に木素材を組み合わせてお部屋を選ばない上品な デザインに仕上げています。
公共のサインなどに用いられるフォントは視認性を求められます。 特に交通機関においては判読性が求められ、こと高速道路や空 港、 鉄道においては速度やゲート、 時刻を示す数字の視認性は 重要な要素です。 [TRAFFIC SERIES] は海外の交通機関のフォントを採用するこ とで、 視認性に特化したデザインに仕上げています。
海外の空港で使用されていた時計をモチーフに設計しました。使用フォントはシャルルドゴール空港の案内標識のために、遠くからでも読みやすくデザインされた[Frutiger]
Frutiger はアドリアン・フルティガー (Adrian Frutiger)によってデザインされたヒューマニスト・サンセリフに分類されるサンセリフ書体です。
明瞭感があり、視認性が高いFrutiger は様々な交通機関(空港や駅などの案内用標識など) でも採用され、ユーロ紙幣にも使われていることで有名です。
ドイツの鉄道で使用されている時計をイメージしてデザインしました。使用フォントは[DIN 1451 LT Pro Engschrift]
DIN はドイツ工業規格(Deutsche Industrie Normen)の略称のことで、DIN 1451 LT Pro Engschrift は、この
ドイツ工業規格のための書体として作られ、標識、交通標識、技術図面のレタリング、および技術文書の分野で使用されていました。
その視認性の良さからドイツの標識や高速道路だけでなく、その他の多くの国で道路標識に使用されている書体です。
交通機関のサインの中でも高速道路標識で使用されるフォントは運転中に瞬時に情報を認識する必要があるため、特に文字判読率が求められます。
この時計では以前のアメリカの高速道路標識のフォントを元に設計された[Interstate]を採用しています。
速度表示やルート番号など数字の判読性に優れた道路標識のフォントは視認性を重視した時計をデザインするうえで最適なフォントと言えます。